書くこと、しゃべること、伝えること

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログをちっとも更新しないと、「こいつ、仕事してないよね」と思われかねないのがフリーランスです。

特にライターはね。

書くプロなんだから、原稿を書いて疲れたら、気分転換に、別のモノを書けばいいじゃん、みたいな。

そんなふうに思われがちです。

だけどねえ……

プロの料理人は、家で料理をしないといいますね。それと一緒です。 (一緒にすんな)

プロの消防士も、家では消火活動をしないはずです。キッチンコンロの火を消すぐらいでしょう。

スポンサーリンク
[PR]

書くことは、気持ちいいのか?

ライターは、3度の飯よりも書くのが好きだと思われていそうで、世の中には、そういう天才的なライターもいるでしょうが、私は違います。

そんなに書きっぱなしじゃいられませんって。

たぶん、他人様よりも書くのは得意だろうなとは思いますが、書く作業そのものは、キツいっすよ。

書いている間は、基本「しんどい」という気持ちが、重低音のように延々と響き続けてます。

そりゃ、会心のアイデアやフレーズが ふっと浮かぶことが、たま~にあります。

そのときは一時的にテンションが上がり、書くことに夢中になって没頭できますが、そんなラッキーイベント、年に何回も起きません。

基本、しんどい。

書くことは、心理学的にいい行為だと、そういわれることがありますね。

世の中には「ライティング・セラピー」みたいなものもあるようです。

書くことで癒やされることもあるわけですかね。

でも、それは自分の心の中に沈殿している思いなどを、書いて外へ吐き出すから気持ちいいって話ですよね、たぶん。

読者の存在を前提にしていない書き物は、たしかに気持ちいいかもしれません。

聴き手のことを考えずに、ペラペラしゃべってるみたいなもんですよね。

そりゃ、ストレス溜まりませんわ。

読者の存在を前提にした書き物は、「これで伝わるかな?」「面白いと思ってもらえるかな」「最後まで読んでくれるかな」と、常に気を配り続けなければなりません。

もし読者に伝わらないとしたら、

もし途中で脱落する可能性があるとしたら、

対策を練って修正しなければなりません。

そもそも、私自身がそこそこ本を読む「読者」でもあります。

なので、自分の原稿で、その一番面倒くさい「読者」を納得させようとしたら、いつまで経っても書き終わらないんです。

ライター駆け出しの頃は、本当に書くのが遅かったですが、そのうち「完成度を高めることは、無駄が結構多い」と気づいて、プロとしてだいぶ開き直れるようになりました。

「そこそこ」のものを仕上げて、完成度と生産性の両立を図るべきなのです。

自分の中では「そこそこ」でも、クライアントさん、ひいては読者が納得してくれれば、それがすべてなのでしょう。

書くことよりも、調べモノをしたり、取材したり、材料を集めたりすることのほうが楽しいですね。

もし、国会図書館が24時間営業だったら、中にこもって、ずっと出てこず、廃人になる自信があります。

調べることは好きなんですが、それだけではおまんまを食べられないので、原稿料を頂ける形に変換しているだけなのです。

調べたことを「出力」(アウトプット)しなきゃ、世間の皆さまに貢献できませんのでね~。

しゃべるプロの長谷川さん!

ご存知の方も多いでしょうが、私はしゃべるのが得意じゃありません。

早口で滑舌が悪いからですね。

早口の癖は、大人になってだいぶ治りましたが、滑舌は治りません。

そもそも、「かつぜつ」と言うだけで、噛んでしまうのです。

だから、書いて伝えているんです。

それで、プラマイゼロです。

その点、講演家の長谷川孝幸さんは、しゃべるプロで、話を聴いてるだけで惚れ惚れするほどです。

セミナーというよりも、独り舞台を観覧しているかのようなのです。

普段の会話もユーモアたっぷりで、そして、日本の伝統を大切にしているよう。

そんな長谷川さんがこのたび出版なさったのが、新刊『人前で話すのが苦手な人でもササるプレゼン』です。

私は残念ながら場に居合わせられなかったのですが、先日、出版記念講演会を大成功で収められたようです。

そんな『ササるプレゼン』は、5つのステップで順序立てて、講演の組み立て方が解説されており、再現性の高いノウハウになっています。

段取りが決まっている司会ならまだしも、ご自分の言葉でひとつのテーマについて、人前で話さなければならない機会が控えている方にとっては、有用な内容になっています。

  • 【ステップ1】 「プレゼン=相手に情報を伝える」を理解しよう
  • 【ステップ2】 「ササる」プレゼンの5つの準備
  • 【ステップ3】 人前で話す気持ちを楽にしよう
  • 【ステップ4】 「ササる」コンテンツの作り方
  • 【ステップ5】 いざ本番! プレゼン直前の最終確認

ひとつだけ惜しいと思ったのは、「具体例があるといいな」という点です。

たとえば、「プレゼンのコツ」や「日本の伝統芸能」などをテーマにして講演する場合は、どのような手順で、どんな材料をどのように料理するのか、想像しやすいようなかたちで紹介してくださると嬉しいですよね。

長谷川さん、『ササるプレゼン2 絶対失敗しない実践編』みたいな続編のリリースを、期待しております!

ナガミネ文晶塾

 

 

 

 

 

スポンサーリンク
[PR]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローしませんか?

スポンサーリンク
[PR]