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それでも故郷を愛そうぜ! 日本全国 すてきな条例MAP

time 2016/09/12

それでも故郷を愛そうぜ! 日本全国 すてきな条例MAP

 

 構想1分! 制作期間は怒濤の4時間半!

 4時間半かけた結果、何の役にも立たない日本地図ができあがってしまいました。

 役には立ちませんが、「日本って、愛すべき変な国だな」という事実を、俯瞰して理解できるのではないでしょうか。

 

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北海道・生物の多様性の保全等に関する条例

 道内に、「指定外来種」の動植物を持ちこんで、屋外に放ったり植えたり捨てたりする行為を犯罪し、最高で30万円の罰金刑を科す。

 

牛乳で乾杯条例 (北海道中標津町)

 正式名称は、牛乳消費拡大推進条例。人口より乳牛の数(牛口?)のほうが多い町で、「みんなに、もっと牛乳を飲んでほしい」との願いをこめ、昨今の「乾杯条例ブーム」に乗っかりつつも、町ならではのオリジナリティを打ち出す。

 

素敵な過疎の町づくり基本条例 (北海道厚沢部町)

 地方自治体の憲法ともいえる「自治基本条例」に、ポジティブワードの「素敵」と、ネガティブワードの「過疎」を組み合わせた独特のネーミングセンスが光る。 まるで、スイカに塩を振ると甘みが増幅されるかのようだ。

 

朝ごはん条例 (青森県鶴田町)

 食生活や食育に関する基本条例について「朝ごはん条例」とネーミングした先駆け。町民の平均寿命が全国平均より大幅に下回っている事実に危機感をおぼえた町が、「鶴の里 健康長寿の町」を宣言

 

りんごまるかじり条例 (青森県板柳町)

 正式名称は「りんごの生産における安全性の確保と生産者情報の管理によるりんごの普及促進を図る条例​」。2002年8月、町内の12戸の農家で、発がん性のある無登録農薬をりんご栽培に使っていたことが発覚。農家は発がん性や無登録の事実を知らずに使っており、生産者や消費者の衝撃は大きかった。

 そんな危機感から、同年の12月に、板柳町産の全てのりんごから、それぞれを生産した農家情報を追跡できる「トレーサビリティ」の確保を打ち出す条例をスピード可決。「安心して丸かじりできるリンゴを市場へ提供する」との思いが込められていた。条例制定後、いったん落ち込んだりんごの売上げもV字回復した。

 

ふるさと定住いいですね条例 (山形県飯豊町)

 人口減少に歯止めを掛けるため、住宅を取得したときや、子どもの出産・入学・結婚といった人生の節目に、町から奨励金や祝い金を支出することを定める。さりげないダジャレが炸裂している。

 

「友♡ゆう♡の日」を定める条例 (福島県川俣町)

 第2土曜・日曜を「友♡ゆう♡の日」と定め、大人と青少年がふれあえる生涯学習の機会を町が積極的に提供推進していくことを定める。正式名称に「♡」が入っている唯一の条例。

 

只見線に手をふろう条例 (福島県只見町など6自治体)

 くわしくはこちら

 

東京のしゃれた街並みづくり推進条例 (東京都)

 日本の首都の魅力をアップさせるため、しゃれた都市景観を整備していく条例。住宅密集地の区画をひとつに束ねて、大規模開発を推進する「街並み再生地区」(武蔵小山や南池袋など)や、発展した街の魅力をさらに推し進める「街並み景観重点地区」(東京駅周辺、豊洲、汐留など)を指定する。この条例の名付け親は、石原慎太郎元知事(第34回芥川賞受賞)。

 

こんにちは宣言 (東京都日の出町)

 あいさつで、親しみと優しさあふれる人間関係を再構築することを定めた都市宣言。
 一時は、「朝はおはよう・昼はこんにちは・夜はこんばんは」と定めた『こんにちは条例』とする案が、当時の町長肝いりで出されたが、「わざわざ条例にすることじゃない」と否決された経緯がある。
 「こんにちは宣言」から派生した条例や要綱もある。

 

ごみを分別せずに出したら、最高で2,000円の罰 (横浜市・千葉市)

 分別せずにゴミを出して、注意しても従わない住民に対して、最高で2000円の過料。違反の実態を把握するため、ゴミ袋を開封して、身元の追跡調査をする場合も。

 

親孝行都市宣言 (神奈川県厚木市)

 「子は親に感謝するという心豊かな人間性の涵養を市民運動として展開するため」なされた都市宣言。かつては親孝行に優れた市民をたたえる「孝養賞」という表彰式もあったようだが、2007年の厚木市議会の議事録によれば、「現在は、宣言に基づく事業ということでは実施しておりません」と、当時の市長が答えている。

 個々の家庭ごとの事情の違いに配慮せず、私的領域に踏み込みすぎた都市宣言で、今の時代にはあまり受けいれられないかもしれない。

 

すずむし保護条例 (長野県松川村)


 村内でのすずむしの捕獲を禁じる、世界で唯一の条例(朝日新聞の報道より)。

 ただし、捕獲禁止規定に違反しても罰則はなく、努力義務を定めた内容といえる。

 

トマトジュースで乾杯条例 (愛知県東海市)

 正式名称は「トマトで健康づくり条例」。4条2項で、毎月10日を「トマトの日」と定め、5条で、市民に対してトマトジュースによる乾杯を推奨する。この東海市は、カゴメ株式会社の発祥の地である。

 

梅干しおにぎり条例 (和歌山県みなべ町)

 正式名称は「みなべ町紀州南高梅使用のおにぎり及び梅干しの普及に関する条例」。全国の梅干しの約3割を生産してみせる町は、3条で事業者に対して「おにぎり用梅干し等の新製品の研究、開発等を推進し」、4条で町民に対して「『梅干しでおにぎり』及び梅干し等の梅製品の普及促進に協力」するよう求めている。
 もっとも、おにぎりにおかかを入れたとしても、罰則はない。

 梅干おにぎり条例 – みなべ町 [PDF]

 

ワタリガニ普及促進条例 (大阪府泉佐野市)

 くわしくはこちら

 

みずすまし条例 (滋賀県)

 正式名称は「生活排水対策の推進に関する条例」。1977年5月、琵琶湖に赤潮が発生して深刻な漁業被害が出て、県民に大きな衝撃を与えました。 ただ、赤潮の原因がリンを多く含む家庭用洗濯洗剤の排水だとわかり、県民は2度目の衝撃を受けました。琵琶湖の澄んだ水を取り戻すため、トイレ排水と、その他の排水を併せて処理する「合併処理浄化槽」の設置を市民に義務づけています。

 

豪邸条例 (兵庫県芦屋市)

 正式名称は「地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例」。日本屈指のセレブタウン、芦屋の中でも高級住宅地である「六麓荘町」などにおいては、高さ10メートル以下、敷地面積400メートル以上の一戸建てしか新規建築を認めず、事実上、マンションやアパート、庶民的な住宅の建設を禁じた条例です。

芦屋市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例

 

日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例 (鳥取県)

 鳥取砂丘の砂をなぞって、大きめの落書き(その落書きを長方形や円で囲ったときの面積にして、10平方メートルを超えるもの)をした者に対して、最高で5万円の過料を科す。わざわざ鳥取まで来た観光客をガッカリさせないため。

 

振りっクスタイム制度に関する規則 (江津市)

 市の職員は、平日の午前6時半から午後9時45分の間なら、8時間勤務を行う限りで変則的な労働時間を採用して構わないとする内規。「フレックス」と「振り替え」をかけたダジャレにも、良くも悪くも市の柔軟性を感じる。

 

おっぱい都市宣言 (光市)

 母乳による子育てを推進する条例です。もちろん、母乳によらず育てる母親や、父親の育児参加の意味も排除されていません。

 オリジナルの「おっぱい体操」や「おっぱいの歌」を開発するなど、理念の普及にも余念がありません。

 個人的に、九州の実家に帰るついでに2007年夏の「おっぱいまつり」を視察したこともあります。たった2時間半の儚いイベントなのに、会場は大勢の住民でごった返しており、「おさかなに触れるプール」「工作体験」「消防はしご車体験」などの、素朴ながらも子どもが食いつくアトラクションが山ほどあり、「赤ちゃんハイハイ競走」などの陸上レースを観戦する大人たちの熱気も凄かった。久しぶりに行ってみたいものです。

 

まちづくり一緒にやろうや条例 (高知県高知市)

 「何でまちづくりをするが。みんなあにとって『のうがえいまち』にしたいき」と、土佐弁を前面に押し出した特徴的な前文で始まり、正式名称は「市民と行政のパートナーシップのまちづくり条例」。
 この条例を作る過程でも、市民委員と行政委員が対等に、ネクタイは外してカジュアルな姿勢で話し合われたそうです。

 

すさきがすきさ応援寄附条例 (高知県須崎市)

 「須崎市に寄せるあたたかい思いの寄附金を財源として、キラリと光る須崎市づくりに資することを目的とする」ふるさと納税基金条例です。須崎市議会のダジャレが冴え渡っており、みんなでニコニコニヤニヤしながら条例案を作ったんじゃないかと想像されます。

 

改正迷惑防止条例 (福岡県)

 手榴弾の中身を抜いた「模造爆発物」など、爆発物と紛らわしいものを、公共の場所(公園や電車内など)に放置する行為を、同県の迷惑防止条例に7条の2を新設し、犯罪と指定する。法定刑は最高で懲役6か月。常習犯は最高で懲役1年となる。

 

子どもたちのポケットに夢がいっぱい、そんな笑顔を忘れない古都人吉応援団条例 (熊本県人吉市)

 タイトルだけを一見すると、いったい何の条例かわかりませんが、近ごろ注目の「ふるさと納税」制度について定めた内容です。ポエムな前文の中に出てくる「おくんち祭りの青井さん」とは、熊本県内で初めて国宝に指定された青井阿蘇神社のことです。

 

うなぎ稚魚の取り扱いに関する条例(宮崎県)

 ウナギは超深海域で産卵するため、現在の養殖技術で、ウナギを卵から育てることは不可能。よって、ウナギを獲るには天然の稚魚(シラスウナギ)を捕獲しなければ始まりません。
 ウナギは貴重な海産資源となっているだけでなく、暴力団の資金源(シノギ)となっていることも社会問題になっています。ウナギの乱獲を防ぐために、シラスウナギの捕獲には県知事の特別許可が必要とされています。許可なく25センチ以下のシラスウナギを単純所持することを厳しく処罰する条例です(1年以下の懲役または50万円以下の罰金)。

 

山羊の放し飼い防止等に関する条例 (鹿児島県奄美市)

 奄美大島より南の地方では、ヤギを食用にしており、家畜として飼われています。ヤギが野生化すると、島の農作物や希少植物が食い荒らされる危険があるため、家畜のヤギは必ず小屋か柵で囲った庭で飼うよう義務づけました。 逃走のおそれがあるほど元気なヤギは、ひもなどで繋ぎ止めておかなければなりません。

 

 

 

 

 

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